行政組織の編成原則 〔行政・組織・地域〕
行政組織には政治的および技術的という二重的性質があるため、各国のそれに一般的に妥当する編成原則をみいだすことは困難である。
このような編成原則を実務的に追求した試みとしては、1918年イギリスの「政府機構委員会」の、部省間への職能の配分にあたっての、サービスされるべき人によるという原則と、提供されるべきサービスの種類によるという原則、という2原則の提示と、後者の原則の採択がある。
しかし行政組織のあり方は、それぞれの国における統治組織のあり方によって強く規定されているため、先にみたような分業論的編成原則が適用されるのは、せいぜい部省組織の内部構造に限られる。
だがその部省組織――普通、事業的部門と官房的部門に分かれている――の、たとえば官房的部門のあり方も国によって異なっているし、部省の階層構造や政治的統合単位と行政的活動単位もさまざまである。
結局、各国の中央部省の編成を通じて、ある種の組織編成原則が貫徹しているのは、中央部省間の分業基準として、ギューリックらのいう目的ないしパフォーマンスのそれが優越的地位を占め、方法、対象、地域によるそれは副次的地位を占めているということであろう。
このような編成原則を実務的に追求した試みとしては、1918年イギリスの「政府機構委員会」の、部省間への職能の配分にあたっての、サービスされるべき人によるという原則と、提供されるべきサービスの種類によるという原則、という2原則の提示と、後者の原則の採択がある。
しかし行政組織のあり方は、それぞれの国における統治組織のあり方によって強く規定されているため、先にみたような分業論的編成原則が適用されるのは、せいぜい部省組織の内部構造に限られる。
だがその部省組織――普通、事業的部門と官房的部門に分かれている――の、たとえば官房的部門のあり方も国によって異なっているし、部省の階層構造や政治的統合単位と行政的活動単位もさまざまである。
結局、各国の中央部省の編成を通じて、ある種の組織編成原則が貫徹しているのは、中央部省間の分業基準として、ギューリックらのいう目的ないしパフォーマンスのそれが優越的地位を占め、方法、対象、地域によるそれは副次的地位を占めているということであろう。
update:2010年02月25日
